運送におけるサービスの充実化

昔からも通販はありましたが、近頃、インターネットショッピングがどんどん普及してきたおかげで、荷物を自宅などに配達する運送業者の売り上げが上昇しています。

インターネットを利用した買い物は、自宅にいながらにしてショッピングができて荷物を自宅まで運送してくれるので大変便利ですが、それを運ぶ運送の業者も同様に仕事の負担が増えるというわけです。でもこの影響で運送会社も様々な大変なことが起こっています。まず荷物を自宅に運んでも留守である場合が多いことです。

日中は仕事などで自宅を空けている人が多いので、配達時間を指定していても留守ということがよくあるものです。そのため運送業者には結構負担がかかっていることも事実で、何度も訪れると費用がどんどんかさんでしまいます。

従って運送業者もこうしたロスを防止するために様々な工夫を凝らしています。一例として自宅近辺のコンビニで荷物を受け取れるようにしています。

コンビニは24時間営業なので、遅くなった仕事帰りなどに荷物を受け取りに行けば良いというわけですし大変便利です。そしてスマホへ荷物を預かっているという知らせを送信して、出かけていないか確認できるサービスもあり、運送業者は数々の工夫を凝らしています。

そして運送業者は、遠距離の輸送のほとんどすべてをトラックにて行っていますが、それを鉄道や船舶などへ変えるという取り組みも行っています。トラックは小回りが利き目的地に直行できるという利点がありますが、コストがかさみがちということと、環境に悪いといったデメリットがあります。

この点、船や鉄道の場合小回りが効かず時間がかかるというデメリットはあるものの、一度に大量の物を輸送できるので大変環境にやさしいという利点があります。

しかし、日本の運送会社はとにかく早く時間に正確に荷物を届けようとしますし、発送者もこうしたことを要求していますので、なかなかトラックでの輸送を鉄道や船へと変更できないという悩みがあるようです。これは今後の課題で改善する必要というのがあります。